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【ECOの意味】何の略だか意外と知らない!エコとは?【実は2つの英単語から】

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エコとは?

日々の生活において、度々「エコ」という言葉を耳にしますよね。誰に習ったわけでも無く、いつからか自然と使っている言葉だと思います。なんとなく「環境」「省エネ」といった言葉と結びつくような気がしますが、実際のところ漠然としていてよくわかりません。そんな「エコ」について、今回は解説していきます。

これは、エコだ。エコバッグ。エコカー。エコカー減税。エコキュート。エコポイント。エコクッキング。こんな風に、エコがつく言葉はたくさんあります。日常的にこうした言葉を使っていますが、エコの定義、エコの本当の意味を知っていますか?

漠然と、「環境」という言葉と結びつけて考えている人も多いようですが、「環境」は英語で”environment”です。どう略しても”eco”とはならなそうですね。

では、「エコ」は何の略なのでしょうか。

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エコは何の略?


では、エコが環境の略でないとしたら、いったい何の略なのでしょうか。語源から紐解いていきましょう。

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Ecologyの略

まず第一に、Ecology : エコロジー(生態学)の略であると言われています。すなわち、生き物の生活、生態系といった自然の営みに関する学問分野のことですね。

自然環境に関するこの言葉から、「環境に良い」という意味合いで使うためにエコという略称が生まれたようです。エコロジーの意味は、わりとみなさんが抱いていつエコという言葉のイメージに近いのではないでしょうか。しかし、実はエコが持つ意味は、このエコロジーだけではないのです。

Economyの略

次に、エコはEconomy: エコノミー(経済)の略であるとも言われています。経済と聞くと、一見いわゆるエコ、あるいは環境とは全く関係のないように思えてしまいますよね。

でも、経済ももちろん環境に大きく関わる分野なのです。日本の高度経済成長期の写真や映像を見たことのある方はわかると思いますが、あちこちで工場の煙が立ち上り、大気は汚染されてしまいました。

同時に東京湾や多摩川も汚染され、生物が住むことのできない状態にまでなってしまいました。これは、日本が経済の成長を優先し、環境に全く配慮しなかったためです。経済と環境は密接に結びついており、環境に配慮してしまうと、経済成長にとっては足かせとなってしまうのです

現在の途上国は、先進国が環境を犠牲にして経済成長を遂げたことを知っているため、経済を犠牲にしてまで環境に配慮するといった選択を採りたがる国はあまりありませんでした。1997年の京都議定書に発展途上国が積極的に参加していないことからもわかりますね。

しかし、2015年、持続可能な開発目標(SDGs)、そしてパリ協定が合意されました。これは、途上国を含め、世界全体で持続可能な社会へ向けて努力することが決定された歴史的瞬間です。

エコという言葉からは、こうした経済面があまり浮かんでこないと思いますが、これを機に、エコという言葉を耳にしたときには経済面についても考えてみましょう。

ちなみに、辞書的には…

ここで、「エコ」の辞書的な意味を紹介しておきます。

広辞苑によると、「エコ」とは、以下のように定義されています。

エコ【eco】(エコロジーの略)環境に配慮すること。「生態」「環境」「環境保護」を意味する接頭語。「―生活」

広辞苑的には、「エコロジー」の略であるとのみ定義されているようですね。辞書的には、皆さんが連想しやすいであろう「エコロジー」のみについて言及されていますが、その背後には、「エコノミー」、つまり経済的な側面もあることも知っておいてくださいね。

では、エコって具体的に何なの?

エコが何の略かはわかりましたが、いったいエコって具体的には何なのでしょうか。

それはずばり、「環境にやさしいこと」です。非常に漠然としている上に、「環境」という言葉が非常に広い意味を持つことから、全く具体的ではありませんね。

環境にやさしいことって何なのでしょう。それは、言い換えると「地球にやさしいこと」でもあります。具体的に挙げてみると…

  • 電気はこまめに消す
  • スーパーやコンビニでビニール袋(レジ袋)はもらわない
  • リサイクル品を使う
  • ごみは分別する
  • 水を無駄にしない
  • ゴミを減らす
  • モノを大切にする

皆さんがイメージする「エコ」ですね。「エコ」という言葉の意味や何の略なのかを知らなくとも、「エコ」がどのようなものなのかは、既に実生活から学べていたのではないでしょうか。

また、Wikipediaによると、

公害を出さない(最近では「環境への負荷」を減らすという)ための活動として

  • 従来の公害源であった部分の改良
  • 二酸化炭素の排出削減
  • 自然環境を損ねる化石燃料や電気(火力発電)の消費抑制
  • 太陽熱・太陽光や風力などの自然エネルギーの利用促進
  • 再利用された素材の使用
  • 再利用のしやすい構造の採用
  • 水質浄化や有害物質の除去その他、なんらかの意味で健康に良好

自然保護に関わる活動として

  • 自然に親しむ活動をする
  • 野外の廃棄物やゴミを片づける・環境浄化の作業を行う
  • 自然の再生や多様性の増加を目指す作業をする
  • 希少な自然を守る

が「エコ」であるとされています。身近なエコよりは少し上の概念もありますが、やはり既に持つ「エコ」のイメージと近しいものであったのではないでしょうか。

おわりに

知っているようで良く知らない、知らないようで知っている「エコ」という言葉、この記事で理解できたでしょうか。エコはエコロジーとエコノミーの略であり、その言葉のもつ具体的な活動は、既に皆さんが漠然と知っていた「エコ」だったのではないでしょうか。

「エコ」について再認識することができたこの機会に、日々の生活をより「エコ」にしていきましょう。なんでもかんでも無理やりに実行するのではなく、できることから少しずつエコにしていくだけでも、長い目で見れば大きな効果があります。

また、より実践的なエコに関する知識をつけるために、エコ検定を受験することもおすすめします。

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参考

学研kidsnet, https://kids.gakken.co.jp/kagaku/eco110/answer/a0143.html

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